過去の楽しかったことをよく思い出すのは、現状がそれを超えられていないからと聞いたことがある。
今日、ふと自分って本当に他人への興味薄いなぁと思った。
いつからこうなったんだろうと考え始めて、中学時代に遡った。そして気づいた。
あぁあ、中学生の頃も既にそうだな、と。
当時、誰と誰が付き合ってるとかの情報に疎くて、数年前に当時の友達と呑んで、どんなカップルがあったのかの話になって驚いたことがある。
そして、現在、その話題になったカップルすらもう忘れている。
思い出す必要がないから別にいいと思いつつ、
薄情者すぎやしないか、何か大切にしてたはずのことまでこうやって忘れてるんじゃないかと不安になる。
中学の話といえば先日、母校に通う今の中学生を見かけた。見た目だけで判断すると1年生。
指定のカバンはストラップの付け方でリュックにもショルダーバッグにもなるもので、今思い出すとモテるやつは大体ショルダータイプ。
そっちの方が運動部感出て、なんかイイ感じに見えるんだよね。だから少年もリュックではなくショルダータイプに変えな、と心の中でアドバイスしておいた。まぁ、アドバイスなんかしなくても同じく1年生であろう女の子と歩いてたけど。ちなみに女の子もリュックタイプ。
当時から他人に興味が薄かったのに、なんで恋愛できてたんだろうなぁ。学校で毎日女の子と会うという状況が生み出してた、興味のギリギリラインだったのかもしれない。
それがなくなることで他人への興味の薄さが増したんだな。薄さが増すってなんか面白いな、どっちだよって感じで。
片想いで頭の中がお花畑になることとか、彼女とのデートで楽しませたい気持ちとか、隣にいてくれる安心感を知ってるはずなのに。
大切にしてたことで忘れてるものは確かにある。彼女との記念日なんて待ち遠しかった日付なのに、今となってはいつ忘れたかも分からない。
別れた時には絶対に忘れられないと感じる程に傷ついたのに。時間って本当に凄いな。でも未だにこんなこと書くのはまだ引きずってると言うことなのでしょうか。傷つくのは怖いです。。。
かつてあった日テレの「犬も食わない」という深夜番組がトークライブをやったことがあって、
そこでオードリー若林さんが、「中高・大学・20代前半・後半の各世代で恋愛してないと、RPGで言うと経験値が足りなくて、棍棒のまま竜と戦う羽目になる」と。YouTubeにその動画があるので、もしよかったらぜひ。「犬も食わない」公式チャンネルの水卜アナとのトークライブ#2です。
恋愛から10年遠ざかっている私は、人見知りなんかとっくに克服してラジオで結婚生活を話すまでになった若林さんのようにガールズバーに行って治した方がいい気がしている今日このごろです。