THE TAKUROWSの日記

趣味や感じたことをなんとなく書きます。

仏像の可能性を拡げた男・運慶

やばいやばい。

 

忘れないうちにこの感動を記しておかないと。

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本館

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表慶館

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会場は平成館です!入場して左奥の建物です。

 

先週の金曜の仕事終わりで東京国立博物館・平成館

興福寺中金堂再建記念特別展 運慶」に

行ってきました!!

 

鶯谷駅から歩いてみましたが

「あ、博物館の目の前の道路に出るのね!!」って

感じです。

 

雨降ってたし夜だから空いてるかなと思ってたら

そう思った人だらけで結構混んでました。

 

金曜・土曜は21時まで開館しています。最終入場は20時30分まで。

(もしかして空いててあのレベルだったのかも。)

自分が入ったのは19時頃で、最前で見れないこともないっていう感じ。

 

(11月22日(水)再訪。夜も混んでました。)

 

 

基本的に日本の美術展はお年寄りが多いので

土日はもちろん、平日も混みます。特に午前中。

(お年寄りは朝が早く、ほぼツイッターを見てないと思われますので)

 

最近は展覧会自体のツイッターとは別に

混雑状況をお知らせする専門の公式ツイッターも見受けられるようになりましたので

そちらもチェックしてほしいです。

 

結論を言うと、

1600円であれだけの国宝・重要文化財をあれだけの至近距離360°で見放題。

激安です。

 

私はもう一回見に行きます。展示替えや追加があるので。

いや、それが無くても行きます!!

 

もう一度あの玉眼に吸い込まれたい。

玉眼の輝きに囚われたので、もう一度行かないと気がすみません。

仏像のイメージが変わります。彼らは生きてます。

 

いや、別にやばい人じゃないです。

そのぐらい概念が変わって感動したんです。

閉館後に普通に館内を散歩してんじゃないかと言うくらいに

「生命」が宿っている気がするんです。

 

 

 

展覧会に行く前に予習したいという方に

私がオススメしたいのはこの本です。

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運慶からの招待」浅見龍介 監修 朝日新聞出版

 

運慶自身や彼が率いた一派「慶派」について。生きていた時代。

作った仏像がどういうものなのか。(運慶作と言われる全31作品が載っています。)

そもそもどうやって仏像を作るのか。

仏像や手の形の種類・意味など。。。

(私もまだ覚えていないので偉そうなことは言えませんが。)

 

基本的なことに加えて

仏像身長比較とか運慶のギャラとかのコラムも面白いです。

今回のグッズ売り場でも売ってます。

 

 

 

 

 

運慶の処女作とされる作品は彼が25、6歳頃のものだろうとされています。

こんなに若くしてデビューできたのは彼が仏師の家系だったから。

今回彼の父親・康慶の作品も観られます。

 

第1章 運慶を生んだ系譜 ー康慶から運慶へ

 

第2章 運慶の彫刻 ーその独創性

 

第3章 運慶風の展開 ー運慶の息子と周辺の仏師

 

という順番です。

 

以下は購入したグッズ

 

図録(カタログ) 3,000円

最初の数ページは仏像のモノクロ写真なのですが、

これがめちゃくちゃかっこいい!!!

天燈鬼立像・龍燈鬼立像のどアップとかやばいっす。

 

こういうカタログの写真家って本当にすごい。

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アクリルスタンド 十二神将立像 1,850円

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